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Openpose Editorで棒人間から画像生成する(Stable Deffusion Web UI)

Openpose Editorで棒人間から画像生成する(Stable Deffusion Web UI)

Stable Deffusionで生成後の画像がプロンプト通りのポーズをしてくれないことよくありますよね。
そんな時はOpenpose EditorというExtensionを使うことで解消できるかもしれません。

Control Netのインストール

Stable Deffusion Web UIのExtensionsタブから簡単にインストールが可能です。
Extensionsタブ->InstallfromURLタブ->URL for extension’s git repositoryより下記URLを入力しInstallボタンを押します。

https://github.com/Mikubill/sd-webui-controlnet

続いてControlNet用のモデルをインストールします。

https://huggingface.co/lllyasviel/ControlNet-v1-1/tree/main
からcontrol_v11p_sd15_openpose.pthを選択してモデルデータをダウンロードします。
ダウンロードしたデータは下記へ保存します。

\Steable Diffusion\stable-diffusion-webui\extensions\sd-webui-controlnet\models

Openpose Editorのインストール

Control Net同様のExtensionsタブからインストールします。

Extensionsタブ->InstallfromURLタブ->URL for extension’s git repositoryより下記URLを入力しInstallボタンを押します。

https://github.com/fkunn1326/openpose-editor

インストールが完了するとInstalledタブにopenpose-editorが追加されます。
インストールが確認出来たら同画面のApply and restart UIボタンを押してSteable Deffusion Web UIを再起動しましょう。

再起動後OpenPose Editorタブが追加されています。

OpenPose Editorの使い方

棒人間の骨格の〇部分をクリックしてドラッグすると自由にポーズを取らせることができます。

width表示エリアの幅を編集します
height表示エリアの高さを編集します
Add棒人間を追加します。(複数追加も可能)
Reset初期化します
Load from JSONSave JSONで保存した棒人間のデータを読み込みます
Detect from Image画像を元に棒人間のポーズを自動変更します
Add Background Image表示エリアにバックグラウンド画像を表示させます。(トレース用?)
Save Preset編集中の棒人間をプリセットとして保存します
Load Presetプリセットとして保存した棒人間を読み込みます
Save JSON編集中の棒人間をJSONデータとして保存します
Save PNG編集中の棒人間をPNG画像データとして保存します
Send to txt2img編集中の棒人間をtxt2imgタブへ移動します
Send to img2img編集中の棒人間をimg2imgタブへ移動します

txt2imgでの出力

ではポーズを編集した棒人間をtxt2imgで実際に画像生成してみましょう。
Send to txt2imgを押すとtxt2imgタブ側のControNetに棒人間が表示されます。


ControlTypeで「OpenPose」をチェック
Preprocessorを「none」に設定
Modelを「control_v11p_sd15_openpose」を選択した状態でGenerateボタンを押してみます。

棒人間のポーズで無事画像が生成されました!
プロンプトからうまくポーズが作れないという方はOpenpose Editorを試してみてはいかがでしょうか?
以上、Openpose Editorで棒人間で設定したポーズでの画像生成方法でした。

この記事を書いた人
yamashita
yamashita
株式会社ウェブネーションのウェブデザイナー兼フロントエンドエンジニアです。最近はAIチャットやAI画像生成の研究などもしています。