Claude Codeで資料作成を自動化してみた
こんにちは。システム開発部のkyoです。
普段はWebシステムの開発を行っていますが、業務の中で資料を作成する機会も多く、毎回PowerPointを開いてレイアウトを整えたり、構成を考えたりするのに意外と時間が取られていました。
何とか効率化できないかと考えていたところ、最近よく使用しているClaude Codeを活用すれば、メモから資料を自動で組み立てられるのではないかと思い、実際にワークフローを作ってみました。
Claude Codeとは?
Anthropic社が提供している、ターミナル上で動作するAIアシスタントです。ファイルの読み書きやコマンドの実行ができるため、質問応答だけでなく、実際の作業そのものを任せることができます。
今回はこのClaude Codeを使って、メモから `.pptx`(PowerPointファイル)を自動で生成する仕組みを作成しました。
作成したワークフロー
大まかな流れは下記の通りです。
- メモを決められた場所に置く
- Claude Codeに「スライドにして」と依頼する
- Claudeが内容を読み取り、構成を整え、最終的に
.pptxを出力する
単純にMarkdownをPowerPointに変換するだけではなく、中身をどのように並べて見せるかという部分まで、Claudeに考えさせているのがポイントです。
使用した機能
CLAUDE.mdでプロジェクトのルールを設定する
Claude Codeには、プロジェクトのルートに CLAUDE.md というファイルを置いておくと、その内容を毎回自動で読み込んでくれる機能があります。
このファイルに、入力ファイルの置き場所や、資料のトーン、避けたい表現などをあらかじめ書いておくことで、毎回同じ指示を出し直さなくても、同じ品質で資料を仕上げてくれるようになります。
Skillsで作業手順をまとめる
Claude CodeのSkillsという機能を使うと、一連の作業を「スキル」として登録しておくことができます。
今回はスライド生成用のスキルを自作し、その中に下記のような内容を入れています。
- レイアウトのパターン
- どの内容のときにどのレイアウトを選ぶかの判断基準
.pptxを組み立てるPythonコード
「スライドにして」と依頼すると、このスキルが呼び出され、Claudeが内容に応じたレイアウトを選びながら資料を組み立ててくれます。
Pythonコードの実行まで完結する
PowerPointの生成には python-pptx というライブラリを使用していますが、Claude Codeはスクリプトの実行までその場で行ってくれます。
そのため、「文章を整える担当」と「PowerPointを組み立てる担当」を分ける必要がなく、最初のメモから最後の .pptx の出力まで、Claude一つで完結できるようになりました。
作成してみて感じたこと
想像以上に大きかったのは、資料作成の中で一番時間が掛かっていた「構成を考える部分」をClaudeに任せられたことです。PowerPointを開く頃にはすでに中身が固まっているため、あとは細かい調整を加えるだけで済みます。
一方で、Claudeは `CLAUDE.md` に書かれていない内容までは判断できないため、最初にある程度のルールを言語化しておく作業が必要になります。普段なんとなく判断していた部分を改めて言葉に落とすのは少し手間ですが、結果として社内のノウハウを整理するきっかけにもなり、やってみてよかったと感じています。
最後に
Claude Codeは一見すると「コードを書くためのツール」ですが、`CLAUDE.md` とSkillsを整えることで、定型的な作業を任せられるアシスタントとしても活用できます。
今後も、業務の中で自動化できそうな作業があれば、Claude Codeを活用していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
Claude Code