青色申告について勉強しました。

投稿日：2021年2月12日 / 更新日：2021年2月17日

こんにちは、matsubaraです。

今回は、確定申告の「青色申告」のメリット・デメリットについて勉強しました。

青色申告とは、確定申告の種類の1つで、所得税を正しく納税するために行う申告納税制度のことです。

青色申告で申告すると最大65万円も特別控除されます。

これが最大のメリットだと思います。

例えば、課税所得金額が400万円だとすると特別控除で400-65=335万円となり、

合計約20万円も節税することができます。

しかし、e-Taxによる申告（電子申告）または電子帳簿保存を行わない場合は、最大55万円の控除になってしまうので

e-Taxの申告をオススメします。

同じ家、同じ財布で生活している家族を「青色事業専従者」として届け出ることで、その適正な給与を経費にできます。

家族経営の人などはお得です。

ただし、事業的規模でない不動産所得のみでは認められないので注意です。

個人事業主で赤字を翌年以降3年間の所得金額から控除することができます。

1年目が300万円の赤字、

2,3,4年目が100万円の黒字だった場合、

1年目の所得は赤字 -300万円、

2年目、-300万円＋ 100万円 = -200万円で所得税は0円

3年目、-200万円＋ 100万円 = -100万円で所得税は0円

4年目、-100万円＋ 100万円 = 0円で所得税は0円となります。

青色申告は複式簿記による記帳を行い、貸借対照表と損益計算書を作成して、添付した上で提出しなければなりません。

そのため、簿記の知識が必要です。

個人的には、「青色申告」の方がオススメだと思います。

なんと言っても65万円も特別控除されることが大きい理由です。

また、確定申告が面倒な場合は確定申告ソフトなどを使うのも良いかもしれません。

freee

やよいの青色申告

参考資料

「弥生」確定申告あんしんガイド　青色申告とは？白色申告との違いやメリット、条件などを解説