
【V0】会話だけでサイト制作してみた結果
これがいつか当たり前になるのか、、、すごい。
これまでのWeb制作の概念を覆すとんでもないツールが出てきました。
今回チャレンジしたのは、話題のAIデザインツール「V0(ブイゼロ)」。
チャットで指示するだけで、コードやデザインが自動生成され、サイトやアプリが出来上がってしまうという魔法のような開発環境ツールです。
今回は、初めてこのV0を使ってWebサイトを作ってみたので、その特徴と使ってみた感想をシェアしたいと思います。「V0(ブイゼロ)って何?」という方から、「AIでのサイト制作ってどうなの?」という方まで、ぜひ最後まで読んでみてください!
V0(ブイゼロ)とは?
V0とは、Vercelが提供するAI搭載のUI生成ツールです。
対話形式でテキストを入力するだけで、高度なUIデザインとコード生成を自動で作成してくれます。そのため、初心者でも簡単にWebサイトやアプリ制作ができるのがポイントです。
V0の5つの特徴
特徴① 無料で利用できる(一部機能に制限あり)
V0には無料プランがあります。無料プランでも、毎月一定のクレジットが付与され、個人利用や小規模なプロジェクトであれば十分に活用できます。複雑な機能や複数のページを作成したい場合は、有料プランがおススメです。
特徴② 直感的なUI生成
「〇〇のような画面を作ってほしい」といった、日常的な言葉でAIに指示するだけで、デザイン案が生成されます。プログラミングやデザインの専門知識がなくても、アイデアをすぐに形にできます。
また、生成されたデザインに対して、さらに「ボタンの色を青くして」「この項目を追加して」といった具体的な指示を出すことで、AIと対話しながら細かな調整も可能です。
特徴③ 高品質なデザインとコード生成
生成されるUIは、モダンで洗練されたデザインが特徴の「Shadcn UI」と、ユーティリティファーストの「Tailwind CSS」をベースとしているため、統一感のある洗練されたデザインが効率的に作成できます。
React、特にNext.jsとの互換性が高く、生成されるコードはそのまま実際の開発環境で利用できるレベルです。これにより、開発者はコーディングにかける時間を大幅に削減できます。
特徴④ 選べるバリエーション
同じ指示でも、複数の異なるデザインバリエーションを生成してくれるため、様々な選択肢の中から最適なものを選ぶことができます。
特徴⑤ 画像やFigmaからの生成
V0はテキストでの指示だけでなく、スクリーンショットや画像、なんとFigmaからも直接UI生成することができます。(※Figma連携機能は有料)
「このサイトの雰囲気に近いUIを作りたい」、「作ったFigmaのデザインを、すぐにコードに落とし込みたい」そんな時、画像やFigmaのURLをアップロードするだけで、同じ見た目にかなり近いデザインとコードを生成してくれます。
これにより、既存のデザインを簡単に再現したり、参考デザインから新しいアイデアを得ることが可能になり開発のスピードが飛躍的に向上します。
V0制作の様子
今回は、架空の旅行サイトを制作しました。
制作した画面は以下の3つです。
・ログイン画面(※ログイン機能付き)
・プラン検索画面(※検索機能付き)
・プラン詳細画面

表示順や条件検索などの複雑な検索機能も、テキスト指示だけであっという間に実装してくれます。
一発で完全実装できるわけではないですが、デザインも機能実装も7~8割程度は修正不要なクオリティで生成してくれた印象です。

ざっくりした指示でもちゃんと意図を汲んでくれる!
できるだけクレジットを消費したくなかったので、それぞれの画面の指示をまとめて書きました。


ちなみに有料プランだと、こちらからFigmaの作成したいフレームのURLを貼ることで、デザインの自動生成が可能です。
この機能は便利すぎたので、課金をオススメします。

デザインと同時にコードも生成されるため、コピペでそのまま流用できます。
テキスト指示が上手く反映されなかった際は、ここで直接コードを編集・調整してみてください。
▼完成したサイトはこちら
結論:V0は魔法の制作ツールだった!
今回の「V0」でのサイト制作は、驚きの連続でした。
チャットで話すだけで、デザインからコーディングまで一瞬で出来てしまう時代が来たなんて、、、
もちろんまだ完全自動化ではないので、追加作業が必要な場合もありますが、プロジェクトや仕事効率が圧倒的に上がるのは確実ですね。
この魔法を体験してみたい人は、今すぐV0を試してみてください。
もう以前のやり方には戻れなくなるはずです。