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ethOSを使ってNicehashでマイニング!


 

いつもウェブネーションのコーポレートサイトへ訪問頂きありがとうございます。システム開発部の前野です。

 

なんと今年の4分の1があっという間に終わってしまいました!というわけで、季節は春。急に暑くなり早くもマイニングに厳しい時期が到来していることでしょう。マイニングを行う皆さまの部屋は大丈夫でしょうか?

 

さてそんな季節の到来と共に弊社ではWindowsからethOSヘのリプレースを進めています。Windows環境の方がとっつきやすく、学習コストも低いメリットはありますが、マシン管理という面ではethOSの方に軍配が上がり、チューニングもしやすいethOSを今後はチョイスすることとなりました。また私自身がMacユーザーですので、Windowsのこだわり自体は薄いというのもあります。

 

詳しくは後述しますが、構築にかかる時間も飛躍的に削減できる点も大きなメリットでしょうか。例えば100台規模のマイニングマシンをOSインストールから手作業で行う場合、結構な時間がかかってしまう点から、何においても全体の比率で割合を占める人件費は削減したいコストではあります。

 

ethOSとは?

 
前置きが長くなりましたが、ethOSはマイニング用の専用OSです。
Ubuntu Linuxを改造して作られていますが、Ubuntu Linuxのように無料OSではなく、有料のOSとして提供されています。

 

ethOSの大きな特徴:軽量なOS!

必要最低限に機能を削ったことで、低スペックで安定稼働し、
CeleronのCPUと、2GBのメモリ、8GBのUSBでOSを動かすことができます。

 

Windowsでも上記スペックで動かすことができますが、操作にもたつきがあり、レスポンスが悪くなるだけでなく、ハッシュレートに2割も差が出ます

 

単純にストレージをSSDから8GBのUSBメモリに置き換えることができる点でも費用対効果は高いと言えます。

 

ethOSの大きな特徴:導入が楽!

 

やはりマイニングをすることだけに特化し、すぐ設定が完了するので構築時間が殆どかからないのがethOSの大きな特徴です。

 

Windows環境でマイニングをする場合、OSをインストールするのに30分ほどかかり、
ドライバーをインストールしてNicehashを入れたらあっという間に1時間は経過してしまうことでしょう。

 

しかしethOSの場合はWindowsと異なり、インストールはUSBメモリにファイルを書き込んで、あとはOSを起動するだけ。ドライバーが予め用意されており、マイニングソフトウェアも標準で入っています。

 

Linuxというとサーバーで使われており、玄人向けのOSという印象が強いですが、ethOSの場合はユーザー側でドライバーをインストールしたり、カーネルを再構築してコンパイルする必要はありません。全て自動認識し、デフォルトではOSの名前のごとくイーサリアムをethminerでマイニングしてくれます。

 

ethOSの大きな特徴:管理機能が便利!


ethOSには外部サーバーと定期通信することで、ブラウザーから操作可能な管理画面を利用することができます。
マシン構成だけでなく、現在のマイニング状況を確認することができます。

(表示内容:左から)
・ethOSのバージョン *画像では省略
・グラボのドライバー *画像では省略
・マイニングソフトの名前 *画像では省略
・マイニングマシンの名前 *画像では省略
・グラボの稼働数、マウスオーバーでグラボの種類 *画像では省略
・マシン状態(起動直後、性能低下、停止中などが表示されます) *画像では省略
・設置場所 *画像では省略
・マイニングマシンのIPアドレス、マウスオーバーでウォレット情報、マイニング状況
・管理画面への最終情報更新から経過した情報(s=秒、m=分、h=時、d=日、6日以上経つと停止とみなされ自動削除されます。)
・稼働時間
・マイニング稼働時間
・通信情報(受信側、単位:Kbps)
・通信情報(送信側、単位:Kbps)
・5分平均のLoad Average(起動プログラム数、多い場合は処理が追いついていない可能性があります)
・CPU温度
・メモリ容量(単位GB)
・ディスクもしくはUSBメモリの空き容量(単位GB)
・ハッシュレート
・グラボ単位のハッシュレート(グラボが8個の場合は1個ずつ、計8項目表示されます)
・グラボ単位の温度
・グラボ単位の電源設定(AMDグラボ専用)
・グラボ単位の電圧(AMDグラボ専用)
・グラボ単位の消費電力
・グラボ単位のファンの回転数(単位:1000RPM)
・グラボ単位のコアクロック(単位GHz)
・グラボ単位のメモリクロック(単位GHz)

 

・・・・と書いててキリがないですが、とにかくたくさんの情報を得ることができます。

時系列でハッシュレートの推移や温度の推移なども見ることができ、IPアドレスの欄では同一ネットワーク内にいる場合、ブラウザーからマシンにログインでき、遠隔からマイニングマシンを操作することも可能です。

 

従ってセキュリティ対策を行わないと遠隔でマイニングマシンを乗っ取られてしまう可能性がありますのでご注意を。

 

ethOSの導入手順

 

そこまで難しいところではありませんが、準備から導入までの手順です。

 

1. ethOSを購入&ダウンロード
ethOSは有償OSですので購入するところから始まります。買い方は省略しますが、購入が完了するとダウンロードするための情報がメールで送られますので、手順に従ってダウンロードします。

 

2. ダウンロードしたethOSは.xz形式の圧縮ファイルに格納されていますので、7-zipを使って展開します。

 

3. Raw Copy Toolを使って展開されたファイルをUSBメモリに書き込みます。

 

 

4. USBメモリをマイニングマシンに差し、OSを起動します。
OS起動前に認識したグラボの枚数が表示されますので、マイニング向けのBIOSを搭載したマザーボードを使っていない場合でも、ここの画面ですぐに確認ができます。

 

*注意点*
・PCIe x16のスロットへモニタを繋ぐようにしてください。
それ以外の場合、GPU0にモニタを接続してくださいというエラーが起動時に表示されますが、AMD RyzenやAPUの場合、PCIe x16以外のスロットに接続しないと表示されないことが多いです。

 

5. OSが起動できたら設定を変更します。
設定は設定ファイルで管理されており、デフォルトでは作者と思われるウォレットへイーサリアムマイニングを行います。

・設定ファイルを変更
vi local.conf

 

6. 設定を起動時に適用するコマンドを実行します。

 

・設定ファイルを読み込み
force-local [enter]
・設定を反映
putconf [enter]
・再起動して確認
r [enter]

ethOSの設定ポイント

 

ここではNicehashでマイニングするlocal.confの設定をご紹介します。

 

(設定例)
・Nicehashのウォレットが「01234567890abcdefg」の場合
・equihashでマイニングをする場合

 

globalminer ewbf-zcash
stratumproxy enabled
proxywallet 01234567890abcdefg
proxypool1 equihash.jp.nicehash.com:3357
proxypool2 equihash.usa.nicehash.com:3357
flags --cl-global-work 8192 --farm-recheck 200

上記が必要最低限行うべきlocal.confの設定項目です。

 

もっと詳しく知りたい!

 

ethOSは設定項目が多岐に渡り、全てをブログで紹介することはできませんが、弊社では数社様よりマイニング事業の構築から運用までのアウトソーシングの受託実績がございます。

ご興味をお持ちの方は是非とも弊社にご相談ください。

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