ASICを探すならお膝元の深センに行ってみよう!
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急に秋らしい天気になりましたね!私は気温差にやられて風邪になる寸前のため、毎日飲む葛根湯が欠かせません。。。。
先日は商談で香港へ行ってきました!
香港は中国の中でも一番南に位置し、イギリス統治の影響もあってか、日本と同じ右ハンドル左通行の国で、英語と中国語が入り混じっている面白い国で、今回の目的地はもう一つ、香港から1時間ほど電車に乗り、運河を挟んだ反対側にある中国大陸側の位置する町、深センです。
深センと言えば、中国版シリコンバレーと言っても良いくらいにパソコン関連では有名な街です。マイニングでおなじみのAntminerを提供するBitmain社も深センに拠点があります。
ちょうど強力な台風が到着2日前に香港を襲った直後ということもあり、深センの街も台風の爪痕がひどく残っておりました。
そんな深センは秋葉原を凌駕する電気街というより電気街が詰まったビルがいくつもあり、ビルによって若干コンセプトが異なります。
1FにLED系やICチップなどが密集し、2FはノートPC専門、3FからはPCパーツ専門店が密集するフロアごとにコンセプトが分かれています。
この自作パーツ中心のフロアの一角には、ゲーミングPCとゲーミングチェアの紹介もしていましたが、店員同士でゲームをして遊んでました。。。
日本で見たことのない水冷PCも展示されていますが、その前にはペットボトルが。。。
いくつかのフロアはほぼマイニングマシンで溢れており、このフロアではマイニングマシンが安く売られておりました。これはグラボをベースとしたマイニングマシン用ですね。
香港は海外旅行の中でも安く行ける国で、もちろんAntminerも在庫品がたくさん売られており、お土産にどうでしょうか(笑)
自分はコーディネーターの方と一緒に行って値段を聞いてもらった程度ですが、一例としてZ9 Miniだと日本のヤフオクとかで買うより1台あたり2-3万くらいは安く入手できる感じでした。本気で買うつもりがあれば値段交渉の選択肢もありかもしれません。
日本ではさすがにマイニング向けのマザーボードは売られていませんが、こういう場所ではならの、ニッチな製品をたくさん見ることができます。
ショーケースに入っているのはマイニング向けの専用マザーボードで、このタイプのマザーボードは以前検証で使ったことがあり、ATX規格外のオリジナルサイズなので、ケースも合わせて買わないと不便です。
いずれもPCIeスロットがたくさん並んでおり、S9用の電源をマザーボードに給電し、マザーボードからグラボに給電することができるタイプが主流のようで、CPUを内蔵しており、PCIe変換ボードを買わなくて良いメリットだけでなく、この手に多い認識不良の苦痛から解放されます。
お値段も安いため、日本でマザーボード+CPU+変換ボード7個を買うより遥かに安くスタートできるのも魅力的ですよね。
もし出張や旅行で香港に行く機会がありましたら、少し足を伸ばして深センに行ってみてはどうでしょうか?なお、香港と中国の行き来にはパスポートが必要ですので、初めて行く場合もパスポートをお忘れなく!